わかってる。本当は無駄なことなんだって。
ほとんど可能性の無い未来を無理に信じることも
同じくらい無意味なことなんだって。
いつか叶う、なんて凄く駄目な言い訳なんだよ。
だから、今の自分を基準に動かなきゃ。
立ち上がって、自分の脚で真っ直ぐに進まなきゃ。
『あぁ言えばこう言う口塞いで
今すぐ私を目覚めさせて
君を待つのは もう出来ないから
かかえ込んでた両足 Stand up
思い動いてるうちに Catch up
私の知らない私に Preciously』
(倉木麻衣『わたしの、しらない、わたし』の歌詞から)
歩けるよ、自分を見つめながら。
母からは「思い出してもらった時だけ、この世に帰ってこられる」と教えられたから。
誰かの思い出とお菓子が重なるっていいじゃない。
(asahi.com ピーコの言葉から)
この記事のこの部分を読んだ瞬間、じわっと泣きそうになった。
誰もが忙しい世の中なんだ。自分の事で精一杯。
思い出してもらえるって、気にかけてもらえるって奇跡。
生きていても思い出してもらえなかったら、
相手にとっては消えた存在でしかないのだもの。
気にかけてくれる人に感謝。
思い出してくれる人に感謝。
そして、私も思い出して、時には語りかけよう。
自分の気持ちをちゃんと伝えよう。
お正月に向けて、良い機会かもしれないね。
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「この世界には、美しいものばかりではなくて、醜いものもたくさんありますね。
でもわたし、たまには無理して信じてみるのもいいかな、と思う時があるんです。
美しいものばかりで満ちている世界が、どこかに存在してるって」
「あなたが声をかけたから、その人は、出してはいけない手紙を出さずに済んだのかも。
そうやって、美しいものが少しずつでも、醜いものを打ち消していく。
そんな奇跡が、どこかで毎日起こっている。
そんな風に想像すると、なんだか少し、気持ちが明るくなりません?」
(柴田よしき『気の弱い脅迫者』から 女将の台詞)
私も美しいものが好き。
美しいもの、善良な心、優しさだけで世界が満たされていたら、どんなにいいかと思ってしまう。
現実はそのまったく逆で、世界は醜いものだらけ。
醜いものにしか触れられなくて、泣いてしまう日もある。
それでも、だからこそ、美しいもののパワーを信じたい。
小さな美しいものが、世界を明るく素敵にしていくんだって。
だから、私も美しい心を持ち続けようって、思い続けられる。
「どれほど運命に踏みにじられても、
与えられたものの中から満足を見つけ出す強さがあれば、
幸せを味わえるのだ。」
(藤本ひとみ『王妃マリー・アントワネットの首』から)
「夢を自分で切り開け」
そう掛け声をかけるのは簡単で、その掛け声に躍らされて、
自分の居場所がなくなっている人がいっぱいいる。
心で膨張した夢のせいで現実が見えなくて、何も出来ない。
生まれながらに決まってしまっていることは、確かに存在する。
覆すことができないものだって沢山ある。
だから、自分の幸せのことを真剣に考えよう。
すべてを自分で勝ち取るのではなく、どうしても譲れないものだけを選んで、
あとは運命ってやつに身を委ねてしまえばいい。
力も気力も有限。大事なところだけに使えばいい。
自分で思い切って選択して悔やむなら、次のステップへと繋がる。
誰かのせいにして悔やむのは楽だけど、何も進まない。
そりゃ、いっぱいあるよ。
明らかに自分のせいじゃなく諦めなければいけなかったもの。
その怨み辛みに囚われて、すごく苦しい。
だから、自分のせいでいいんだ。
どんなに不器用でも、自分から逃げない。
『誰かの声にふりまわされても 悔やみきれないほどに悔やむから
冗談じゃないよ ぼくの未来さ
これだけはゆずれない
こみあげてくる胸の鼓動がいま 抑えきれないくらい熱くなる
理屈じゃない その想いがぼくを変えていくから』
(EXILE『Heat Beats』の歌詞から)
熱くなれるのが一番心地良い。
自分のせいで幸せになれる未来が掴める、きっと。
EXILE 『Heat Beats』
作詞 : Kenn Kato 作曲・編曲 : Face 2 fAKE
子供を騙したっていうならいざ知らず、
いい大人が男に騙されたも何もないんじゃない?」
(柴田よしき著『聖なる黒夜』から 金村皐月の台詞)
いい大人。そうなんだよ。
いい歳した大人が何やってんの?って、思ってしまう。
子供の頃、大人は偉いんだと威張り散らされて、
言うことを聞かされ続けてきたけれど、
今ならはっきりとわかる。大人は偉くない。
ただ歳を喰っているっていうだけだ。
本当に素晴らしい人は、年齢なんか関係ない。
だから、私は子供に対して絶対に言わない。
言うことを聞け!なんて、絶対に言わない。
私だって、そんなことを言えるような人間じゃない。
自分の責任で生きられる大人になった時、
自信を持って他人に接することができるんだろうね。
絶対にどっちを選んでも後悔はするもんですけどね。
じゃあ後悔するという前提で、どっちの後悔がいいのかと考えるってやり方ですよ」
(『The Gospellers ノーカット』から 北山陽一の言葉)
The Gospellers(ゴスペラーズ)のベースボーカル、美声の北山さんの名言だ。
選択肢を前にした時、それが重大であればあるほど、
どっちを選択したところで、必ず後悔するのは当然。
それが怖くて、優柔不断になってしまう。
このセリフを読んだ時、目からウロコが落ちた。
そうか、どっちの後悔がいいのかを基準に判断するのか。
私は今までの苦労とか積み重ねとか、とにかく過去を元に考えてしまっていた。
それを未来志向に考えるんだ。
これからの自分にとって何が必要なのか、何ならば棄てても惜しくはないのか。
どんなに大切な過去でも、絶対に取り戻せない。
大切なものは未来にしか存在しないのだ。
2007/10/28 初掲載
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