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好きな言葉達。 引用掲載に当たって、改行などの多少の編集を加えています。
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「どうせ働くなら、いつもポジティブな気持ちで働きたいな、と思います。」
(行正り香『はじめよう!ひとりごはん生活』から)

これまでに色々と(良い事もトラブルも)経験した結果、
私は期待値を下げて下げて下げまくって、
ネガティブ思考で身構える癖がついてしまいました。

自分の好きなことならまだポジティブでいられますが、
食い扶持である仕事は、ある程度割り切って対応するせいか、
どうにもネガティブになりがちです。
ただ、ネガティブ思考を保つのは結構疲れるんですよね。
どうせ疲れるならポジティブな方が楽かもしれない、なんて、
珍しくポジティブなことを考えています。

どうせ働くんだもの。気持ちが楽な方がいいですね。

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「あなたは怒りっぽいタイプでしょうか?
 僕も若い頃は、けっこう頭に血が上りやすい性格だった。でも早とちりや事実誤認があって、それで腹を立てるケースが少なくないことにあるとき気づき、「もっと用心して怒るようにしなくちゃ」と思った。何かでかっとしても、その場では行動に移さず、一息おいて前後の事情を見きわめ、「これなら怒ってもよかろう」と納得したところで腹を立てることにした。いわゆる「アンガー・マネージメント」だ。」
村上春樹『おおきなかぶ むずかしいアボカド』から

私は相当頭に血が上りやすいし、勘違いがものすごく多い。
頭の回転が鈍いので瞬発的に怒鳴ることはないけれど、
ただただ悲しいとか悔しいとか、そういうマイナス感情が塞き止められなくて、
どうにも事実関係を冷静に見られない。
結局、怒りと言う感情だけがストレスをして蓄積されて、
気分が悪くなったり眠れなくなったり、何一つ良いことがない。

だから、何か怒りたくなるようなことがあったら、一息つこう。
深呼吸して、どういうことなのかを良く考えて、それでも怒って良さそうだったら、
我慢した分も大いに腹を立てることにしよう。

アンガー・マネージメント、大事ですね。

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「マイナス4とマイナス3のどちらか選ぶために
投票所に行けっていわれたって、
行かないよ、そんなの。」

村上春樹『村上朝日堂の逆襲』から

忙しくなると、労力の振り分け方を考えるようになる。
後回しでいいこと、どうでもいいことは
ついついやらないで放っておいてしまいがち。
すぐに必要ではなくでも大切なことはあるから、
そこは重々気をつけなければいけないのだけど、
やっぱり"どうでもいいこと"は要らないかな。
選挙がそうなっちゃ、本当はいけないんだけど。

つまり、時間も気力も体力も有限なんです。
大切にして生きていきましょう。


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「「困ることなど何もない」を口ぐせのように言葉がけをして、
 「困ることなど何もない」をモットーに生活してみるのです。
 すると、いろいろな場面で、気が楽になります。」

(リズ山崎『いつでも「大好きな自分」になれる本』から)

つい思ってしまう。ああ、困ったなって。
つい思ってしまう。嫌だなあ、苛付くなあ、等々。
そう思うと余計に不機嫌になって、マイナス感情の悪循環。

そう思う前に、「困ることなど何もない」って思えると、
心に余裕が生まれるし、優しくなれる気がする。

不機嫌のもとを作るかどうかは、自分次第なんだよね。

 

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自分を大事にしないと、生活が雑になる。
他人を大事にしないと、関係が雑になる。

どうでもいいやって軽視してきたあれこれ、もっと丁寧に進めることもできたはず。
雑に生きて余った時間で何にもできなかったのだから、それよりも毎日を丁寧に生きて行きたい。
自分のためにも、他人のためにも。

「自分のために、親しい人のために、
 一杯の紅茶をていねいにいれて、お菓子をつまむと、
 不思議に疲れがいやされ、やさしい気持ちになってきます。」

(長尾智子『英国アフタヌーンティーのお菓子』から)

何気ない日常を丁寧に楽しむことが、人生を豊かにし、心を癒し、余裕を持たせてくれる。

丁寧に生きる。これからの目標かな。

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「誰だって、ほんとうにいいことをしたら、いちばん幸せなんだねぇ。
 だから、おっかさんは、ぼくをゆるして下さると思う。」

(宮沢賢治作『銀河鉄道の夜』から カムパネルラの言葉)

誰だって、自分の大切な人が悲しむのを見たくは無い。
それでも、他の誰かが幸せにするためにそんな選択を迫られる時が、
現実を生きる私達にもきっとある。

人の幸せのために自らを犠牲にすることがどれほど難しいか、
他の誰かのために自分の大切な人を悲しませることが、どれほどつらいことか、
私達は知っていて、知らないフリをする。

それでも、ちっぽけな私ができることが何なのか、今一度考える。
この身が誰かの幸いのためになるのであれば、
自らの何かを投げ出せる勇気を持っていたい。

格好付けでも虚勢でもなく、心からそう思っていられる、
カムパネルラのような心の持ち主であることができますように。

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「人間は家族の中で強い者が弱い者を助けることを当然としているのに
 学校へ行くようになると、もう、そうではなくなってしまう。
 勉強で競争するようになり、その競争に勝った者が
 大人になってからいい生活ができるようになるんだ、と言われる。
 これは悲しいことである。
 本当は勉強のできる者は、勉強のできない者を助けてやるべきなのだ。
 そして、みんなでできるようになるべきなのである。」

(佐藤忠男『戦争はなぜ起こるか』から)

 生徒に「何で勉強せなあかんの?」と聞かれると、
 私は「受験に必要でしょ」とか
 「いい学校に行くため」としか言えない。
 私は小学生の時から仲間意識が希薄な子どもで、
 性格も悪いし、常に転校生だから、すっごく嫌われていた。
 だから、勉強は常にできる子でいようとして、
 それが私のアイデンティティだった。
 私にとって唯一で、そして社会的に友好な武器だった。

 私は勉強のできない子の面倒をみることが、苦ではなかった。
 放課後に一緒に勉強したり、追試をみてあげたりすることで、
 私は友達面していた。
 子供心に「私って嫌な人間だな」と思っていた。
 それでも、感謝されれば嬉しいし、
 そんなことがきっかけで本当に友達になれた子もいた。

 勉強ができることは武器だった。
 でも、やっぱりそれっておかしい。
 そして、そんなものを武器にするのが当たり前な、
 今の日本社会はもっともっとおかしいと思う。

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 小さい頃から踊るのが好きだった。歌うのが好きだった。
 誰かに「私」という存在を見つめていて欲しかった。
 普通、そういう態度を目立ちたがり屋と言うけれど、
 私の場合は少し違うと思う。
 私は普通にしていても、十分に目立つ子どもだったし、今でもそうだ。
 ただ、私は幼い頃から感じていたのかもしれない。
 自分は変わり者であるふりをしていることを。
 そうやって、周囲の人を試し続けていた。

 だって、信用できないから。

「優れたダンサーは優れた人間関係という財産を持っています。
 それを持たないダンサーは、いつしか消えていくのではないかと思います。」

 (森下洋子『バレリーナの情熱』から)

 人間が一流の人かどうかは、その人の精神にかかっているのではないだろうか。
 こういう言葉を自然に出せる人が、私には一流だと思う。
 そんなことで確認しなくとも、著者は私の憧れの芸術家だが。

 どんなに優れた素質を持っていても、磨かなければただのクズ。
 せっかく磨いて能力が開花しても、
 それを生かせる人間関係を持てなければ、それはゴミだ。
 プライドの塊になって、一生の邪魔になるだけだ。

 この世で最も難しく、そして不可欠な才能。
 それは人間関係を上手く築くことに違いない。
 

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「なぜ、子どもは狙われるのか?
  ――弱者であり服従されやすいと 歪んだ欲望を持つ者は考える」

(毛利元貞『わが子を守る』から)

 許せないと思うよ、本気で。
 私がデスノートを手にしたら、真っ先に性犯罪者を、
 特に力のない子どもを苦しめる馬鹿は削除するだろう。

 性犯罪は弱い者いじめの延長の果て、最低な暴力だ。
 性別や年齢差から生じる力関係を利用して、
 弱い者をどん底へ突き落とす。
 誰にも助けを求められない状況に追い込んで、
 被害に遭わされた者に、自分が悪いのだと思い込ませる。
 卑劣で傲慢な犯罪。

 ねえ、死神さん。私にノートをくれないかな。
 私はね、神様になりたいんだよ。

初投稿時 2005/12/13

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photo by 七ツ森  /  material by 素材のかけら
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