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好きな言葉達。 引用掲載に当たって、改行などの多少の編集を加えています。
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『良い加減で行くのは 決して悪いことじゃないよ
 がんばりすぎる そんな習性 throw away
 誰か言ってた 自分を失くさないために
 一度 ゼロに戻そう』

(奥井雅美『Birth』の歌詞から)

中途半端な完璧主義に阻まれて、 私は自由に動けない。
中途半端なプライドのせいで、私は世界に恐怖している。

このままでは自分を見失ってしまう。
もう既に自分を失いかけている。
そんな私を、支えてくれる歌。
私が子どもの時から諭してくれていた。
この言葉の大切さを、ようやく気づくことができた。
遅過ぎる?
でも、きっと遅くない。まだ歩き出せる。
すべてをゼロにリセットして、歩き出す。
 

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『君にも あるのさ 天使の羽がホラ
 みんなで飛ぼうよ 地球を見下ろそう

 さあごらん あれが僕たちの星
 君たちが あすは回す星さ
 人の優しさが 命の温かさが
 あしたこそ きらめくだろう』

(向井一 作詩・山川啓介 補作詩『天使の羽のマーチ』から)

 幼い頃の記憶って一生ものだと思う。
 本気で好きになったら、一生忘れない。
 大人になるに連れて、突然嫌いになってしまって、
 上手く忘れる術を見つけてしまうのだけど、
 それでも幼心の大好きは変わることがない。

 天使の羽が自分にあると思ったわけじゃない。
 ただ、幼い声がたくさん混ざったマーチは
 幼い私を引っ張る力強さと温かさに満ち溢れていた。
 きっと今でも遅くない。
 今でも私を、この歌は救い上げようとしている。

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 自分で納得できない自分。最悪。
 所詮、私が見ている私は私の想像の私でしかない。
 果てしない言葉遊びで、私は前に進めない。

『そして新しく生まれ変わり 許しあうことが出来る
 だからイメージの向こう側へ飛んで行こう 一緒に』

(デジモンアドベンチャー 泉光子郎「version up」の歌詞から)

 一緒に、って呼びかけている。 何て強いのだろうか。
 導かれた声に乗って、自分という真実を見つける旅に出よう、と。

 怖い、なんて言ったら笑われるかな。
 でも、怖い。それが私の本当の気持ち。
 イメージじゃない自分を世間にさらけ出しているくせに、
 それは仮の姿だなんて思っている私だから。
 一生懸命になれないなんて惨めだけれど、
 そうやって自分自身をだまさなければ、自尊心が壊れそうだったんだ。

 ねえ、まだ遅くない?
 私もイメージの向こう側で真実の自分に生まれ変わる事ができる?

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 何かのせいにするのは良くないこと。
 自分のやったことならば、自分でオトシマエつけなきゃいけない。
 そして、世の中の摂理に反することであっても、
 自分が正しい思うのなら、後悔なんてする必要はない。
 自分の思うとおりに進めば良い。

 世界なんて、私の付属品。
 私の世界は、私が決める。

『タバコを吸うのに 理由がいるの?
 自分の罪を 責めてちゃだめさ
 気持ちが傷つく時 訳もなく遠くに行きたいけど
 旅の支度なんて もっとしちゃだめ

 ずっと行き先だけ探している 無事に辿り着けずに
 もう争いもない ふざけあえない
 温もりもない』

(globe『wanna Be A Dreammaker』の歌詞から)

 私はタバコは吸わないし、
 吸っている人がいると自分が肺炎になるんじゃないかと思って、ムカつく。
 だから、タバコは嫌い。世の中から消えてしまえば良いと思っている。

 でも、それは私の価値観であって、すべての人にあてはまるわけじゃない。
 だから、タバコを吸いたい人は私に反発する。
 私はタバコを吸いたい人に反発する。

 それでいいじゃないの。
 争いゼロの世の中なんて、空虚だもの。
 人は人とぶつかって生きている。それでいいはずだ。
 ぶつからなければ、心の温かさだって知ることはできないのだから。

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 この世界には私の居場所はない。
 何度も絶望して、何度もそう嘆いて、そして……何度も現実を思い知った。
 私はこの世界の人間でしかない。
 今ある居場所を有難く受け入れなければならない。
 居場所がないならば、血を吐く思いで作り出すしかない。

 願っても手に入らない、異邦の地。
 夢に漂う、幻の墓場。

「あなたは行って、この世界で生きなければならない」
「行って下さい。あなたは、人なのだから」

(小野不由美『魔性の子』から 高里のセリフ)

 私に言われたような気がした。
 いつまでも幻に嘆いていないで、
 自分自身が生きる世界を見つめなければならないのだと。
 私は所詮、この世界の人間でしかないのだから。

 私は異端だ。この世界のはみ出し者だ。
 それでも、私にはこの世界以外にいる場所はない。
 還るべき世界など、私にはどこにもないのだから。

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「好きなんだから仕方ないじゃないの。
 何で好きかなんて、あたしにだってわかんないわよ!
 そういうこと訊く時点で、人を好きになる資格ないんじゃないの?」

(199X年 友人の言葉)

 私に言われた台詞ではなかったのだけれど、何かもうひたすら彼女がまぶしくて。
 ああ、この子は恋をしているんだな。幸せなんだな、って思った。

 「恋って不思議」は奥井雅美の歌の歌詞だけれど、正にそう思った。
 でも、「恋は残酷」。
 自分が幸せな分、人を傷つけていることに気づかない。
 彼女は知らなかったのだと思う。彼女が言い張った言葉を受けたあの少女が、
 実は恋に敗れて、ココロがボロボロだったってこと。
 二人はそんなに長い付き合いじゃなかったから、仕方のないことだったけれど。

 「何で好きなの」ってしつこく訊き続けた少女も、恋ゆえに苦しんでいた。
 何かすっごく残酷。私だけが見つめていた精神ドラマ。
 甘くて哀しくて、それでいて懐かしい。でもとても残酷な物語。
 人のココロって本当に難しい。

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 私はもう大人なんだよ。
 子どものココロを知っているつもりでも、もう大人なんだ。
 免許証と選挙権と納税の義務と引き換えに、私は子どもでいる権利を失った。
 それは紛れもない事実。

「俺は大人になって、教師になって、スーパーマンになったつもりだったから。
 山田のことでも、おまえに嫌われてもいいから、
 高校行けるようになんとかしてやろうって張り切ってたし。
 海野の家だってなんとかするつもりだった。
 ヒーローは必ず危機に間に合う。そういうふうになっている。
 だけどちがった。生徒が死ぬなんて」

(桜庭一樹著『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』から 担任教師のセリフ)

 ヒーローは必ず危機に間に合う。何て夢に満ちていて、何て儚い愚かな妄想なんだろう。
 間に合うわけがない。大人は子どもを守れるけれど、それはごく一部の場合でしかない。
 大人にできるのは、子どもに迷惑をかけないようにすることくらいなんじゃないのかな。
 私はそんな大人なんだ。

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「あたしはだんだん、からだの奥に力が宿ってくるのを感じる。
 静香に支えられていたときとはちがう。
 あたしがうまくやらなきゃ、切り抜けなきゃ、と繰り返し考える。
 自分にはできる。
 特別な女の子にならなきゃ。静香が信じてくれていたような」

(桜庭一樹作『少女には向かない職業』から 大西葵の言葉)

 誰かのために、と理由をつけて強くなれるのは、性別で言えば女の傾向だと思う。
 友達のために、親のために、夫のために、子供のために……
 誰かのために強くなって、自分でも思いがけないくらい強くなって、
 その結果、孤独な自分では考えられないようなことも簡単にしてしまう。
 女は最強。
 少女も、女性も、母親も、皆が最強。
 誰かが自分を信じてくれる、期待してくれる。だから頑張れる。
 逆に言えば、孤独な女は強くなれない。
 人を支えることで強くなれる。そんな生き物。

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 怖い。
 自分の世界の境界線はどこなのか、どこで立ち止まればいいのか。
 それても境界線なんてないのか。

 ないんだ。わかっている。
 私が進んだ分だけ、道は広がる。
 かつて高村光太郎が詩に遺したように、道は私の後ろに続く。

『だから僕らは行かなくっちゃ。
 僕らが進めば、それだけ世界は広がる。きっと』

(少女革命ウテナ~アドゥレセンス黙示録 天上ウテナのセリフ)

 境界線があるから進めないんだ、と言い訳することは簡単だ。
 いつも社会の意志を、他人を意志を言い訳にして、足踏みしてばかり。
 進めばいい。ただ、進めばいい。
 たとえ間違った世界でも、それは私が選んだ世界。

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『逃げたり諦めることは
 誰も一瞬あればできるから 歩き続けよう
 君にしかできないことがある
 青い星に 光がなくせぬように』

(デジモンアドベンチャー挿入歌 宮崎歩『brave heart』から)

 私は夢見るだけのだけの恋の歌は嫌いだ。
 愚かな言葉遊びに終始して、中身のないガラクタに聞こえる。
 それと同じくらいに、奇麗事を抜かして勇気付ける歌も嫌いだ。
 でも、歌によってはその奇麗事がすんなりと受け止められることがある。
 そんな歌の一つが、これだ。
 言葉遊びなんかじゃない、実直で切実な言葉が心に響く。

 逃げることはいつでも誰にでもできるし、
 事実、私は今でも様々なことから逃げ続けている。
 一瞬で今までのすべてを破壊したり撤回したりしてきた。
 それまでの努力や苦労を自分で壊して、一からやり直しなんて、
 本当に馬鹿げたことの繰り返しだってことぐらいわかっている。
 それでも、そうしてでしか生きられない私は
 間違いなく社会的不適応者なんだろうなって、尚更実感する。

 それでも……歩き続けよう。
 私にしかできない何かがあると信じて。
 それが事実でなくても、それは生きる力になる。

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