「誰がどう言おうと、スミレを愛してた奴らの心の中で
あいつの姿はいつまでも変わることはないぜよ」
「人の噂は、七十五日だ」
「だけどよぉ」
「だけど、好きは、永遠なのサ」
(桜庭一樹『製鉄天使』から 赤緑豆小豆の台詞)
友情も愛情も、何かの節目で消えてしまうものだと思っていた。
永遠なんて信じたことがない。
何か一つのきっかけで、すべて駄目になってしまう気がしたから、
本気で他人を好きになるのが面倒臭かった。
でも、好きなら好きでいいんだ。
今が嫌いでも、過去まで嫌いになるなんておかしい。
だから、好きは永遠なんだ。きっと。
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