忍者ブログ
好きな言葉達。 引用掲載に当たって、改行などの多少の編集を加えています。
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

「あたしはだんだん、からだの奥に力が宿ってくるのを感じる。
 静香に支えられていたときとはちがう。
 あたしがうまくやらなきゃ、切り抜けなきゃ、と繰り返し考える。
 自分にはできる。
 特別な女の子にならなきゃ。静香が信じてくれていたような」

(桜庭一樹作『少女には向かない職業』から 大西葵の言葉)

 誰かのために、と理由をつけて強くなれるのは、性別で言えば女の傾向だと思う。
 友達のために、親のために、夫のために、子供のために……
 誰かのために強くなって、自分でも思いがけないくらい強くなって、
 その結果、孤独な自分では考えられないようなことも簡単にしてしまう。
 女は最強。
 少女も、女性も、母親も、皆が最強。
 誰かが自分を信じてくれる、期待してくれる。だから頑張れる。
 逆に言えば、孤独な女は強くなれない。
 人を支えることで強くなれる。そんな生き物。

拍手[0回]

PR
この記事にコメントする
color
name
subject
mail
url
comment
pass   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
わかるなあ
始めてで書き込んでいいものやら。ナツキといいます。何回か来さしてもらってました。私もこの本読みました。同じ本の同じセリフで感動できる人がいて、すっごく嬉しいです。
natsuki 2006/11/28(Tue)  15:06 編集
共感感謝!
ナツキ様、初めまして。
ご来訪並びに書き込み有難うございます!
静香の言葉通り、同じ本で感動して、その感動を分かち合えるって、
とても素晴らしいものだなんと、ただ今感激しております。
是非是非またお話させて下さいね☆
夕陽@管理人 2006/11/29(Wed)  16:13 編集
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
桜庭一樹著『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』から HOME 『少女革命ウテナ~アドゥレセンス黙示録』から
photo by 七ツ森  /  material by 素材のかけら
忍者ブログ [PR]
カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
アクセス解析
ブログ内検索