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好きな言葉達。 引用掲載に当たって、改行などの多少の編集を加えています。
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 学校という場所は壁によって周囲から隔離されているだけでなく、
 ある特定の世代しか普通は立ち入ることのできない、限定された世界である。
 そこから離れるということは、一種の解放であると同時に、
 今まで守られてきた自分が自立して、自らを守っていかなければならないという、
 一種の試練の始まりだと思う。

『離れていてもね 忘れはしないよ
 矛盾抱いて震える日も 君の歌を歌って』

(TWO-MIX 『GRADUATION』)

 旅立った後に訪れる数々の試練に耐える力となるのが、
 学校という狭い世界の中で培われた思い出ではないだろうか。
 あの時も苦しんことはあったけれど、
 あの過去がなければ、外の世界に出た今の自分は、
 守られていないという現状に耐えられない。
 学校とはそんな風に誰もが思える場所でなければならない。

 思い出を口ずさむことで、過去の自分と対話する。
 思い出に今を重ね合わせることで、少しは強くなった自分を自覚する。

 すべての人にとって、学校はそんな場所であって欲しい。

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