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好きな言葉達。 引用掲載に当たって、改行などの多少の編集を加えています。
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「戦って戦って、それで一体何になるっていうのよ」
(デジモンアドベンチャー 立川ミミのセリフ)

 今戦争している全ての人に問いかけたいセリフだ。
 "~という理由で、戦わなくてはならないのだ!"と言える人が、一体何人いるだろうか。

 戦うということは、何かを踏み台にして対価を手に入れるという事だ。
 そして、戦いを理由に犠牲を出せば、それは言い訳のできない罪であり、
 その犠牲の分まで立派に生きなければならない。
 
 守りたいから戦う。これが一番正当な理由だと思う。
 何しても良いわけではないけれど、
 戦わなければ失われるものがあるのなら、致し方ない時もある。

 職業軍人という人達がいる。
 私も自分の小説の中に、そういう人達を多く登場させる。
 できる限り人情味に溢れた、人間らしい人間に書こうとしているが、それでも無理が出て来る。
 生活の糧や精神の糧を稼ぐのは、何も人殺しじゃなくたっていいのに、
 何故戦争によって生きようとするのだろう。
 私には理解できない。

 でも、資源も産業もない国に生まれたら、
 戦って人を殺してしか生きられないとしたら、私は殺すだろうか。
 殺すかもしれない。殺せないかもしれない。
 殺すくらいなら殺された方がいいなんて、私は思わない。

 でも、果たして私は永劫の罪を負って生きることに耐えられるだろうか。

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まあ・・・・・・
そもそも、本当に貧しく治安の悪い国で育ち、その過程で殺人を犯したなら、その人間はソレを「罪」と認識できるのだろうか?

ちなみに私は、実際に戦場跡に行き其処で出会った少年や少女に「生きるためなんだから、しょうがないじゃないか」と言われた時、強い衝撃を受けましたけどね?
scarecrow 2006/05/15(Mon)  15:56 編集
確かに…
>scarecrow様

コメントありがとうございます。
「生きるためなんだから、しょうがない」ですか。とてもつらい言葉です。
生きるための手段として許されないものなんて、実際はないのかもしれません。
"殺す"ということを"罪"であると認識できること自体が、
私がいかに平和な環境に身を置いているのかの証拠ですね。
"罪"の意識があっての戦いと、自覚なしの戦いだと、どちらがつらいのでしょう……
判定なんてできませんが、ある意味では意識がない方が苦しいのかもしれません。
夕陽@管理人 URL 2006/05/19(Fri)  18:45 編集
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