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好きな言葉達。 引用掲載に当たって、改行などの多少の編集を加えています。
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私はアラミスFanだった。
だが、好きなセリフはアラミスのものではない。

「神様、こんな私でもあなたのもとに行けるでしょうか…」
(『アニメ三銃士』からミレディーのセリフ)

主人公サイドをずっと欺き、敵対し続けてきた女
ミレディーの最期の言葉だ。
正確には、この後逃がしたはずのペットのサルが戻って来て、
彼女は「テト――」と叫んで走り寄り、その結果、死なずに助かったらしい。

だが、私はミレディーという敵役は死んだと思っている。
魔女的扱いを受け続けた過去は、彼女には必要ない。
自分自身の神となり、生き続けて欲しい。
自分自身の神になるために、生き続けて欲しい。

ミレディーはアラミスとは敵同士、互いに殺し合う立場だった。
だが、二人は似ている。
アラミスは、男になることで男社会での復讐を遂げた。
ミレディーは、女の立場を利用することで男を欺き、それが彼女の力だった。

昔は私はアラミスばかりが好きで、ミレディーは悪い奴だと思った。
でも、今は違う。
今の私は、アラミスのことよりもミレディーのことを深く理解することができる。


初投稿時 2005/5/25/

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「強者など、どこにもいない。人類全てが弱者なんだ。
 俺もお前も弱者なんだ」

(新機動戦機ガンダムW ヒイロ・ユイのセリフ)

これを聴いた(観た?)時、私はまだ小学生だった。
しかし、その時の大きな衝撃は、今になってより強くなっている。

所詮、誰もが弱い世界なのだから。
何一つ怖がらずに、何一つ諦めずに、胸を張って自分らしく生きていけばいい。
この言葉は、私にそう教えてくれている。

しかし、この意味の大切さを噛み締めるのに、十年近くが経ってしまった。
今からでも遅くはないだろうか。
弱い全ての人達の中で、弱い自分が生きていける術を探したい。

言われた方のゼクス・マーキスが返したセリフが、また最高だった。

「私はまだ自分が弱者だとは認めていない」

少し言葉が違うかもしれないが、応え方に惚れた。
「私は弱者ではない」ではなく「まだ弱者だとは思っていない」と応えたぜクス。
人の意見に聴く耳を持ちつつ、自分の思いを主張する。
とても大切なことだ。

私はまだ世界の全てが弱者だとは思い切れない。
でも、ゼクスのように少しずつ、歩み寄っていきたい。

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